“ 以前、ニューヨークに2年間、住んだことがあるという女性が、エッセイで「アメリカでは人を差別しないと生きていけない」と書いているのを読んで、この女性は随分と正直な人だな、と思ったことを覚えています。
下手なことをいうと、すぐにサベツ主義者だのなんだのと非難されかねない昨今のご時世では、こういうことは中々、口に出していえませんからね。
しかし、彼女の言っていることは多分、本当だと思います。
ニューヨークでは、プエルトリコ人は黒人よりも下に見られて差別されているけど、そのプエルトリコ人はドミニカ人を馬鹿にして差別し、ドミニカ人はドミニカ人でハイチ人を見下して差別していると聞いたことがあります。
人種のモザイクといわれるアメリカ社会では、WASPを筆頭に人種のランキングができあがっていて、上位にランキングされている人種が下位の人種を差別し、
その下位の人種がさらに自分達よりも下位に位置づけられている人種を差別することで、「あいつらに較べりゃ、俺の方がまだマシだ」と思いながら、厳しい競争社会を生き抜いているという現実があるのでしょう。 ”
ジャックの談話室 : 差別について (via iiiroha)